ツキアカリテラス

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「僕の家の辺りから、海へと自転車をこいで国道を越えると
そこには一面の田んぼが広がっています。
遠くには街のビル郡の灯り。
そして何も遮るもののない星空とツキアカリ。
田んぼに水が張られて稲穂が顔を出すまでの数週間は
鏡を大地に敷き詰めたようになります。
これを一人占めするのはもったいないので、
聴いた人の心にその光景が浮かぶことを願って曲を作りました。
一人で自転車も寂しいので、ボートを浮かべて”あなた”を乗っけちゃいまし。 」(文章…佐藤真吾)

 

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遺伝子の伝、伝えるの伝から「伝」という題名にしました。

自然界に生きる生き物や、その遺伝子の気持ちになって考えてみました。

生物多様性をテーマにした曲です。(文章…久保田歩)

 

水鏡    

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木々に覆われた森の中みたいな場所にひっそりと存在する大きくて、とても透き通っている水辺。

そこに自分の顔を映してみたら、本当の顔が見えていた。
「三日月」って満月とも新月とも違う、不完全な円。
でも、そんな不完全な形がとても美しい。
その下を駆けていく自分の影はどんな形?
不完全な美しさに照らし出されてできた影は、今を生きる自分の客観的な姿なのかもしれない。
そいつに削られたり、抱きしめられたりしているけれど、どこかにある鏡みたいに透き通った水には影なんか映らずに、自分の本当の顔だけが映し出されるのかもしれない。 (文章…高橋弘幸)

 

満ち足りて

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眠る前の妄想を書きました。
愛だったり夢だったりを横たわりながら思い描いて、幸せを感じる様子です。(文章…久保田歩)

 

風船 

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この風船には何がつまっている?
いろいろな妥協や挫折の末にたどり着いたこの世界の中で、

かつて想像していた未来像からはだいぶそれた現実で生きている。
小さい頃に夢をふくらませていた風船はもうしぼんでしまっているけれど、

代わりに今、感じている空気をふくらませてみようかな。
そうしてふくらんだ風船は、かつて思い描いていた光り輝くものではなくて、

どこにでもあるような、他から見たら見劣りするような歪な形ではあるけれど、

それは自分だけの、大切なものがいっぱいつまってはちきれそうな風船。 (文章…高橋弘幸)

 

雪虫

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小学生くらいの頃かな?「雪虫」っていうのを題材にした小説を読んだことがありました。
話の内容も登場人物も何一つ覚えてないけど、

その小説の世界観が自分の中でゾクゾクするくらい感動したのは覚えてます。
雪が積もっていつもと違う顔を見せる景色の中で感じる儚さ、冷たさ、寂しさ・・・。

そういえば「雪虫」が見えたときに自分の大切な人に会える、っていうシーンがあった気がする。

そこで感じたのは、冷たい世界の中で大切なものに出会う暖かさ。

でもその大切な人はすぐに消えてしまって、

また冷たい空気だけを感じる・・・って展開があった気もします。
その一瞬だけ感じた「暖かさ」「幸せ」はもう消えてしまっているけど、

そんな一瞬を心の中に留めながら冷たい世界を歩いていく・・・。 (文章…高橋弘幸)

 

UFOに乗った日

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準備中

 

夢という現実

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現実には起こりえないことですが、できたらいいなという夢と、

それはやはり夢だ、でもやっぱり…というあやふやな意味を込めました。(文章…久保田歩)

 

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